釣を楽しんでいると、妻から電話があった。
我が家の前で白い猫が車にはねられて死んでいるという。
「りつ」だろうな。
帰ってみると段ボールに入れて、駐車場に置いてあった。
中をのぞくと「りつ」だ。
家の前の三途の川、りつが時々渡っていたのを知っている。
何度も何度も渡るなと言ったのに、また渡ってしまった。
釣に行かずに家にいれば、りつは家にいただろう。
私が帰るまでりつは外で待っている。
車が敷地に入るとどこからともなく迎えに出てくる。
朝は、私の額をちょんちょんと手でたたいて起こす。
そらにりつ、私になついている順番に虹の橋を渡っていった。
もういいよ、猫を飼うのはおしまいにしよう。
もし、子猫が迷い込むことがあったら、飼わざるを得なかったら、二度と外には出さない。
広い世界で自由に生きるより、狭い世界で長生きすること選択させる。
このブログは猫とPCと老人。
2匹の猫が死んでしまった今は続けるのを躊躇してしまう。
でも、さよならしていった「りつ」と「そら」は、妻の動物大っ嫌いという病気を治してくれた。
妻のイスが大好きだった2匹、ぶつぶつ言いながら座席にコロコロを転がす妻の姿。
これからは「みー」が2匹分を甘えてくれると思うが、寂しいだろうな・・・・。
最後に一番好きなりつの写真を載せて供養にしようと思う。

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